子宮の入り口(頸部)に発生するがんで、20歳代後半から40歳代までに多いがんです。子宮頸がんの多くは、性行為による発がん性のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因とされています。このため、一度でも性行為の経験があれば誰にでも感染する可能性があります。
子宮頸部の細胞にHPVが感染しても自覚症状がないまま多くの人は免疫の力で体の外へ排除しますが、約5〜10%ほどの人はHPVを排除できず感染が持続してしまうことがあります。すると頸部の細胞に異形性という異常を引き起こし、およそ6〜10年という長い年月を経て子宮頸がんへと進行していく可能性があります。
1年間あたりの罹患数(新たにがんと診断された女性の数)は10,457例、死亡者数は2,751人です。生涯で子宮頸がんに罹患する確率は1.3%(79人に1人)とされています(罹患数・累積罹患リスクは2023年、死亡数は2024年/国立がん研究センターがん統計)。
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